単勝1倍台の馬にマイナスポイントがあるとき、複勝派でも単勝2点買いしていいチャンスだなと

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競馬の基本は複勝で馬券の基本もモチロン複勝さ、と言ってる人が見つけた「単勝馬券の美味しい買いどき」の話。

どういうファクターを使って、どう予想しているかに左右されてしまう方法ではあります。

しかし、1倍台になるであろう馬にマイナスポイントがあった場合「1着になる可能性がだいぶ低くなる」わけで、1着になりそうな馬の単勝を買う手はあるなと。

今回書きます、クーレクー(単勝1.5倍・Mデムーロ鞍上)マイネルイリャルギ(単勝1.7倍・Dレーン騎手騎乗)のように、単勝1倍台な馬の場合に効力発揮する方法でしょう。

「複勝は美味しくならない可能性は強い。ただ、1着の枠は開く可能性が強い」場合、行けそうな馬の単勝2通りくらい買っておく手はあるパターンだなと。

クーレクーとマイネルイリャルギにマイナスポイントあるな

2020.6.20(土)、3歳未勝利戦を予想してた際、東京2レース(ダート1400m)・東京3レース(ダート2100m)の予想をしてたとき、人気になるであろう馬に「湿った馬場は合わないっぽい」ところをレース映像見てて発見しました。

(レース映像見まくって、本命決めてからオッズを確認しますので「どこまで人気になるのか」定かではない状態で呟いてますけども)。

 

クーレクー(ヘニーヒューズ産駒・母父、ディープインパクト)。

レース映像を見ててたぶん、ペース速くならない方に適性あるタイプだろうと。

馬場がかなり渋って、不良馬場まで行って発馬から飛ばしていく馬がいてペースが早くなった場合ついていけなくなって脚なくす可能性がある。

ただ、馬場か渋ってパフォーマンス上げる馬がイマイチ見当たらない。

このレースを勝った、カラーズオブラブ。3着のリングアベルは消さないでおきましたが「馬券を買っていい」ところまでは自信が育たず。ケンしました。

ちょうど阪神競馬場で走ってた、ダノンボヌール、ゲンパチアイアン(どちらも本命)がこのレースにいたら断然本命でしょう。

両馬とも馬場が渋ったとき好走する確率の上がる馬だからです。

 

 

ダノンかゲンパチが1着2着して、3着にカラーズオブラブ。4着にクーレクーとなればオッズはありがたいことになります。

ゲンパチアイアンの阪神2レースはそういう感じになってくれて、1〜3番人気は圏外に飛び、4番人気とはいえ複勝は270円つきました。

 

さて、東京のレース。クーレクーは2着でした。

 

続いて、マイネルイリャルギ。

マイネルイリャルギ(ベーカバド産駒・母父、サウスヴィグラス)。 

つぶやきに書いた通り、10戦した戦歴を見てても良馬場の方が好走している傾向があります。レース映像を見てても、渋った馬場はこなせるがパフォーマンスを上げる感じで走ってないように思えた。 

こういうとき「レーン騎手の乗り替わりだから、どうにかするんじゃ? 鞍上強化!」となりますが、どうにもこうにも馬場には勝てないことも多いです。

勝った、トップリーチは極私的リスト馬でありました。

3着のミストラルウインドも馬柱からは消さなかったものの、馬券を買っていい自信にまではならず。このレースもケン。

 

東京3レース。マイネルイリャルギは2着でした。 

 

2着に来たけど、着差はかなりついてる

クーレクーもマイネルイリャルギも「2着に来たじゃねぇか」となりますが、レース結果をご覧くださいませ。

 

クーレクーは、1着カラーズオブラブに「31/2馬身差」つけられての2着。

マイネルイリャルギは、1着トップリーチに「7馬身差」つけられての2着。

 

確かに2着だけれども、完敗でしょう。

「彼が乗ると5馬身違う」という話のあるデットーリ騎手がマイネルイリャルギに騎乗しても勝てないというわけです(そういう計算すんなってば)。

 

単純に渋った馬場が得意な馬が「1頭」しか出走してなかったから、クーレクーもマイネルイリャルギも2着だったのです。

たぶん、乾いたダートコース。それこそ砂煙の滞空時間の長い馬場状態であれば、両馬とも勝ってる可能性は高いです(マイネルイリャルギは違うか?)。

 (砂に含まれる水分量は重ければ泥となって漂うのではなく飛ぶようなる。砂の水分量が乾いて軽くなれば引力の影響を受けなくなりますから、漂って「面」として見られるようになる……競馬予想に引力も関わってるんですね←大げさか←いや、大げさじゃないよ)。

 

単勝2点逆張り買いのチャンスだったのかと

難易度は正直高いのですが、1倍台な人気の馬に不安な点がある場合、当然2番人気以下のオッズは美味しくなります。 

 

カラーズオブラブは4番人気で14.9倍。

トップリーチは4番人気で8.8倍。

 

仮にもう1頭単勝を買っててもそこそこの払い戻しになります。

複勝派としてはなかなかこの視点には気づきませんでしたね。

難易度の高いことではあるのですが、似たようなパターンになったレースは過去いくらでもあります。

そのレースたちを1レース1レース分析していけば似たパターンが出てきたとき、行動に移せます。

今回の2レースの場合、代わりに飛び込む馬が自信を持って見つからなかったことがケンした理由。

薄くでも単勝2点買っておいてもいいレースだったかと思います。

妙な話ですが、今回の話は「本命党・穴党」と決めて馬券を買ってない人の方がフットワーク軽く馬券を買える話かもしれません。

自分の予想ファクターから自信を持って馬券を買えるチャンスはまだまだあるものですね。

 

以上、単勝1倍台の馬にマイナスポイントがあるとき、複勝派でも単勝2点買いしていいチャンスだなとという話でした。