ドリュウ(タイムパラドックス産駒)。何度かコーナー4つのダート試して欲しい

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ドリュウは「上がり最速カード」の収集家説

毎度毎度、上がり最速3着以内な脚を使って後方からグイグイ追い込んで来ることでおなじみのドリュウ(タイムパラドックス産駒・土田稔厩舎)

 

コーナー2回のダートでスタートしてから後方へ下げて行き、道中向正面すぎからじわじわ追い上げて行く。直線追い出し続ける位置を確保するのには、3角-4角で距離ロスしてかなり外目を回らないといけない。

 

直線追って追って追って追って伸びていく、ドリュウ。

 

追い込み馬が大好きな人たちにとってはたまらない1頭かと思います。オープンクラスまで勝ち上がり、週末の特別戦に出走登録のある週は追い込み馬好きな人たちはドキドキワクワクしているでしょう(そうでもないか?)

 

毎度上がり使ってくれる、ドリュウ。上がり最速も多数。ここんところのネットで見られる競馬新聞は上がり3着内以内だった馬には赤・黄色・青とカラフルな色付けがされてますが、ドリュウの場合はもう24回連続でカラフルになられております(2018.1.6 3歳未勝利〜2020.5.17 栗東ステークス)。

 

「上がり最速カード」の収集具合ったら半端ない。引退後、お店開けますよ(どういうお店だよ! 上がり最速バー「ドリュウ」? 入店して2時間半くらいしないとおつまみが出てこない店?)。

 

ドリュウに、コーナー4つのダートを何度か走らせてほしい

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基本的にコーナー2つのダートは短距離だけあって、ペースは早い。ごまくれにドスローになることもありますが基本的にハイペースです(コーナー2つのダートでドスローになりやすいのは新馬戦と新馬戦と新馬戦と2020年の名鉄杯)。

 

毎度毎度、ハイペースな流れにやりやすいコーナー2つのダートを後方から追いかけて行く競馬をする。それがドリュウです。

 

 

毎度毎度、ドリュウが上がり最速を記録してなかったら強くは思わないのですが、自分の中にある「距離延長」の考え方として「(特にコーナー増の距離延長は)差し馬・追い込み馬」から、というものがあります。ドリュウの上がり最速カードコレクションを見てると「中山ダート1800mか、ローカルのダート1700m、出なければ地方の交流戦に出してくれないか、何度か」と思うんです。コーナー4つのダートを走らせてほしいのです。

 

ドリュウのオアシスステークス2020。密かに、ドキドキした

 

2020.4.25 東京のメインレースはオアシスステークスでした。ダート1600m。ドリュウが走って来た距離で一番長い距離のレース。ドリュウの結果は4着。

 

そこそこ乾いた馬場。テン3ハロン少し遅め→中間ラップは標準前後の流れ。大外16番枠から、出遅れて、下げて行って中団の後方から。 軽めに抑えつつ、内2頭半外をきっちり回っていく。直線、大外へ振って行く。距離ロスして回ったので、追い出せる位置は確保。追って追う。グイグイと伸びて来る。しかし、追い込みきれず。上がり3ハロン35.6秒。最速。

 

ドリュウさん、東京ダート1600m大外枠有利を無視される

ドリュウさん、良く言う「東京ダート1600mの大外枠は有利」を絶対的に無視。いつも通りの競馬をされています。ダートの外枠有利と言うのは、スピードに乗せて、位置を取れる逃げ・先行脚質でないと実のところ有利にならなかったりするのですが、ドリュウさんがダートの外枠を有利にするのはどうにも難問でした。

 

ドリュウからすれば「外枠有利にオアシスなんてないわ」なのでしょう(た・ぶ・ん)。

 

3角-4角で距離ロスあっても、直線追って伸びての4着で上がり3ハロン35.6秒で最速。

 

余談を書きますと、この上がり3ハロン35.6秒と言うのは古馬オープンクラスの出す上がりとしてはそこそこ早い数字です。

 

 ドリュウのコーナー4つの距離延長は買いか?

ドリュウの戦歴やレース映像を見てて、馬券になりそうなパターンに入ってるのは事実ですが、さすがに何が何でも本命! とは口が裂けても言えません。相手関係・競馬場・枠順・馬場・騎手。次走、コーナー4つの競馬に出走して来たとしても、どうなるかわからない。

 

この手の回顧系な記事は基本的に打つ印はどこまでも「ヒモから考える」のが一番(※)。

 

間違っても、走る条件が揃わないのに「ドリュウ走るぞ、ドリュウ走るぞ。コーナー4つ走るぞ」と期待を増幅させる装置を稼働させまくってはイケマセン。回顧で見つけた馬たちは、日頃のストレス解消の装置になりがちなので、予想が当たってたときはいいですが、期待が膨れ上がってストレス解消にぶっ込んだりしてバズれた日には生易しい荒れ方では済まないでしょう。

 

そこらへんの心模様にどう折り合いつけるかも、競馬予想の復習・回顧では大切になるでしょう。

 

(※)他の方の回顧記事、次走この馬が走るかもなブログ記事・ツイートはそう考えて見てます。ホントにヒモ中のヒモ中のヒモで見てた方がいい馬もいますからね。

 

ドリュウ「弟をよろしく」

ドリュウの弟、ハリヤード。タニノギムレット産駒。初出走の初戦は、出遅れて14着でございました。

 

芝と砂の切れ目手前で思いっきりかかってたな。上がり最速ではござらぬ。

 

参考にどうぞ

nazokuri.com